ファーマシー薬生堂

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深層心理とは

無意識の意識化

抑圧された意識、これは、人は何か不快な出来事(感情)にあうと、心は認めたくないため(不愉快だから)心から締め出そうとします。本人の意思とは関係なく無意識レベルで作動する「心の安全装置」が作動します。この安全装置には否認(自分には関係ない、そんなの関係ないです)、八つ当たり、反動形成(反対の行動)、自己の正当化などがあります。この意識化できない病的な不安(これは原因がわからない漠然とした不安感など)が「心の病」として、精神科や心療内科ではこの意識化できない感情が治療上の焦点になります。無意識の意識化。これが非常に難しく、いろいろな方法があります。病院や専門施設では交流分析、自由連想法、投影法、催眠療法などを用いて治療しています。私は、無意識レベルで「心の安全装置」を働かせなければならないほどの、強い恐怖や不安(つまり心が壊れるほど)ではない感情も、意識化されずに身体の症状になって表れると思います。つまり「健康とは何か」でも書きましたが、心もバランスを取ろうとするからです。バランスをとろうとした時、とれないと身体が訴えます。逆に言えば症状に出して、心のバランスを取っていると思います。従って、下の図の矢印のように無意識の意識化が重要になってきます。

実際は難しいのですが、私は次のように患者さんと話します。体調が悪いと感じ始めたころより、半年、または一年くらい前にさかのぼって、何か身の回りに起こっていたか、考えてもらいます。何か思い当たることに気づいたら、「たいへんでしたね、でもその時は何ともなかったでしょう、その時、心と体は何とかしようと、一生懸命、神経伝達物質やホルモンなどを作って、適応しようとしていたのですよ、そしてそれが一段落したり、あるいは見通しがついたり、片付いたり、ホットしたころに症状に出るのですよ。神経伝達物質やホルモンがたくさん出ていたためにですよ。そのときには不安でしたね、苦しかったですね、悲しかったですね。(この時派生感情から基本感情にもっていければなお良い)」と対応します。そして、それからカタルシスを意識的に行うようアドバイスをします。これは人に話すことで、もちろん意識できる感情だけですが、できるだけ信頼できる人に全てを話すことです。井戸端会議なども時には良いと思います。また、たいしたことのない、怒りや欲求不満でも、または相談する相手がいなくても、車の中などで、独り言を言ったり、怒鳴ったりすることで解消されます。この際、自分でやっていることが、おとなげなく、感情的で「バカ見たいなこと」と思えるくらい、自己嫌悪を感じるくらいの方が、むしろ効果的です。私は車の中でよくやります。

従って、体からのささやき(軽い症状)が聞こえたら、自分の感じていることについて考え(これは過去のことかもしれませんが、多くは半年以内で、その時の感情などです)、自分の感情を認識し(できれば基本感情)、感情を意識で自覚することが必要です。

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