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水分の摂りすぎとは

水分とは体中の全ての液体のことをいいます。お茶や水などの液体のものだけでなく、ご飯、パン、クッキー、ケーキなどに含まれる水分も含めます。人間は一般的に体内の水分はおおまかにいうと、食物として約1.2リットル、飲み水1.1リットル、代謝水(身体の中で作られる)0.3リットル、合計2.6リットル摂り入れます。排出では、尿として約1.5リットル、便0.1リットル、皮膚・呼気1.0リットル、合計2.6リットル排出されます。しかし、現代では入る水分の割合が多く、排出される皮膚からの水分量が減っています。また、東洋医学の水分過剰は、体に入った水分が体中をめぐり行くべきところに行かず、きちんと排出されないで一か所に溜まった状態をいいます。


ミネラルの吸収・代謝

私たちが食べる食物には、野菜なら直接、土壌から吸収したミネラルが肉類なら植物を介して(食物連鎖により)、量が多い少ないはあるが必ず含まれています。そしてこれらは分解され、単独のイオン化された元素となり、種類によって胃、十二指腸、小腸、大腸などからアミノ酸や糖質に包み込まれた状態で吸収されます。これを「キーレイション」と言います。しかし、多くの人は効率よく消化することができず、キーレイトできないまま排泄されることの方が多いのです(消化機能が弱い人はなおさら)。サプリメントで摂る場合、キーレイトされたミネラルはキーレイトされていないものに比べて3~10倍吸収されます。そして吸収されたミネラルは種類によって代謝は異なりますが、必要とされる酵素やタンパク質に供給される。しかし、必須微量元素は過剰な場合は細胞にとって有毒であり、細胞外に速やかに排出されるか、無毒な状態にしなければならないので、体には防御するタンパク質(メタロチオネイン)が誘導されます。メタロチオネインは必須微量元素の恒常性の維持や過剰な重金属の解毒の役割を担っています。また、その他に必要とする酵素やタンパク質への亜鉛の供給や活性酸素種のラジカルやアルキル化剤の消去も行います。
食物繊維はミネラルを吸着し、吸収を阻害します。そのため、食物繊維の過剰摂取は微量栄養素の無機質やビタミンの吸収率を低下させます。つまり、食物として摂取する分には良いのですが、健康食品の食物繊維や高分子の多糖類と一緒にミネラルを摂ると、排泄される可能性が高いと思われます。
特に、鉄・銅・亜鉛などは影響を受けやすく、実際に全粒穀物を食べている発展途上国の人には亜鉛欠乏症が報告されています。


食物連鎖

生産者
植物は、太陽のエネルギーと水と二酸化炭素を利用して光合成をおこない、デンプンや糖を作る。さらに、窒素や各種ミネラルを組み合わせて、タンパク質や脂肪などを作り出す。


消費者
植物(生産者)をえさにする草食動物が第一次消費者で、草食動物を食べる肉食動物が第二次消費者である。以後第三次、第四次…… となるが、第三次消費者が第一次消費者を捕食することもおこりうるし、雑食の動物もいるので、消費者間の捕食・被食の関係はとても複雑である。一般に高次の消費者ほど個体数が少ない。


分解者
生物の死骸やフンなどは、さらにほかの動物に食べられたり、細菌、菌類などの働きによって分解されてゆく。生物を構成していた有機物は、やがて無機物と水と二酸化炭素まで分解され、ふたたび生産者に利用される日まで、自然の中を循環する。


一般に、下位のものほど個体が小さく、その個体数が多い傾向があり、上にゆくほど個体数が小さくなる。


フィチン酸(イノシトール-6-リン酸)

キーレイトする物質の代表的な物質にフィチン酸があります。これは未精製の穀物や豆類に多く、玄米にはたくさん含まれます。
1925年の研究を根拠に、フィチン酸の強いキーレイト作用は、体内の有害なミネラルを排出する作用があるが、食品中のミネラルやタンパク質との強い結合となっているものは、これらの消化吸収を妨げる方向に働くと考えられてきましたが、通常の食事でも多くの場合において、ミネラルの吸収に問題が見られないことがわかってきました。ただ、ミネラルが著しく少ない食事において、フィチン酸が大量の場合にミネラルの吸収を阻害することは解っています。この作用は必須ミネラルの摂取量が著しく低い発展途上国の子供のような人々には好ましくない。
生体内におけるフィチン酸の様々な生理活性作用が報告されている。尿路結石や腎結石の予防、歯垢形成抑制等が知られているだけでなく、腸管での酸化ダメージを減らすことで大腸がん、乳がん、肺がん、皮膚がんの予防に役立つ可能性がある。詳しい機序は明らかでないが、抗がん作用・抗腫瘍作用が指摘され、がん治療への利用が期待されて研究が進められている。イノシトールとの同時摂取のほうが効果が高い。 フリーラジカルが活性酸素を発生させる前に酸素を運ぶという抗酸化作用もある。
疫学的研究によると1960年代から食物繊維が大腸がんを予防するのではないかと考えられていた。 しかし、1985年、食物繊維ではなくてフィチン酸の摂取量が多い場合に大腸がんの発生率が少ないことが報告された。その後、フィチン酸の単独投与によってがんの抑制作用が観察されていった。


エントロピー増大の法則

今日最も強固な自然法則。物体が活動したり変化したりするとエントロピー(あるシステムの乱雑さ)が増える。生命もこの法則には逆らえない。名城大学 槌田敦教授によればエントロピーを汚れや、汚れの量と解釈すると解りやすい。つまり生命はエントロピーを捨てながら生きている。捨てるとすれば物にくっつけて捨てるか、熱にくっつけて捨てるしかない。(食事と排泄の大切さ)
別の言い方:エントロピーの増大とは、酸化すること、腐ること。唯一、生命はネゲントロピー(負のエントロピー)に働く、つまり抗酸化に働く。地球も余分なエントロピーを宇宙に捨てている。すなわち地球の循環です。しかし今は環境破壊により余分なエントロピーを捨てることが出来なくなってきています。


医学博士 榎木義祐談

  • ワルツァーの実験は、卵アレルギー血清を皮内に注射します。翌日、その人が口から卵を食べます。すると、皮内注射したところにジンマシンを生じます。
  • プラウシュニッツキュストナーの実験は、卵アレルギーの人の血清を(含IgE)を皮内に注射します。翌日、その位置に卵白を注射するとジンマシンをその位置に生じます。

お分かりのように2つのことを教えています。

  1. 卵アレルギーのない人にも血清によって一時的にアレルギーを移すことができる。
  2. 口から入ったものが腸管を通って高分子が皮内まで届いている。

医者でも、プラウシュニッツキュストナーは知っていてもワルツァーを知らない人が多く、知っていても、この2つを同じ意味で理解しています。悪いことにプラウシュニッツキュストナーの実験の方が、学会発表が古くワルツァーの方が後なのです。影が薄い。しかし、②の意味を知ることが大事なのです。
ワルツァーの実験は、プラウシュニッツキュストナーの実験と共に血清によってアレルギーが移し植えられることを示す実験として知られています。しかし、ワルツァーの実験はその他に、高分子タンパクが日常、腸管を通って血中に入っている事を示すものでもあります。食餌性アレルギーを論ずるときは、このことが取り扱われており、一方、消化を論ずるときは、高分子は分解されなければ、細胞膜を通らないことが100%前提となって論じられています。勝手なものです。


睡眠経過図

東洋医学では、丑三つ時(うしみつどき)には、「を養う」と言われている。

東洋医学の「腎」とは

東洋医学は「こうすれば治る」という事実がまずあり、理由はそのあとから考えられました。
「腎」の概念を考えると、驚くほど現代医学の研究で解明されてきたことと一致するのです。
現代では、腎臓というと尿を作る臓器であると一般的に受け入れられています。しかしその機能は驚くほど複雑で巧妙にできています。また、副腎も「腎」の概念に入りますので、ホルモン系(副腎皮質、副腎髄質)の機能も含まれます。

東洋医学の「腎」に分類される臓器・器官

腎臓、膀胱、副腎、耳、骨、髪、足、腰、生殖器、、肛門、尿道、唾液、睡眠

現代医学の腎臓の働き

  1. 血液濾過による、老廃物の排泄
  2. 体内の水分や、電解質(ミネラル)のバランス調節
  3. 造血刺激ホルモンの分泌(エリスロポエチン)
  4. 血液を一定(弱アルカリ性)に保つ
  5. ビタミンDの活性化(骨の代謝)
  6. 血圧の調整(レニン・アンジオテンシン系)
    (プロスタグランジン、カリクレイン・キニン系)
  7. 不要になったホルモンの不活化

など、腎臓だけの働きでも多くの機能が解明されています。


その他に耳との関係では、耳の聴覚の中には腎臓の糸球体と同じような構造の血管条が内耳に存在しています。また薬の副作用でも腎毒性を持つ薬剤は、同時に内耳毒性を持っています。そして最近の研究でも腎臓と耳において、共通の遺伝子が発現していることが解っています。髪もミネラルの排泄器官で血液中の電解質に関与しています。
このように、東洋医学の「腎」の個々のつながりはまだ解明されていないだけであって、実際は重要な役割を握っていると思います。
(東洋医学では「腎」は生命力そのものです)


抗がん剤で治るがんと治らないがん

講談社:がん治療「究極の選択」抗がん剤を超えた丹羽療法より
著者:丹羽靭負、医学博士、土佐清水病院院長。

  1. 抗がん剤で治療、長期延命のがん(主に血液のがん)
    小児の急性リンパ性白血病(ALL)、精嚢がん、肺の小細胞がんで限局性のもの、小児の急性骨髄性白血病(AML)、初期の悪性リンパ腫、慢性骨髄性白血病(CML)、慢性リンパ性白血病(CLL)、絨毛腫瘍、小児の固形がん(主に肉腫)
  2. 手術だけで治癒するがん
    乳がん、子宮がん、直腸がん、甲状腺がん、精嚢がん、前立腺がん
    *手術せずホルモン剤で治療する場合が多い
  3. 抗がん剤で延命効果があるがん
    乳がん、卵巣がんの再発、乳がんの肺(肝)転移、卵巣がんの腹膜転移(→未治療群より6ケ月~1年延命)
  4. 短期間しか延命しない固形がん
    肺がん(限局性の小細胞がんを除く)、胃がん、大腸がん、喉頭がん、咽頭がん、食道がん、腎臓がん、肝臓がんなど。再発・転移した子宮がん、甲状腺がん(→未治療群より1~5ヶ月延命)
  5. どんな抗がん剤治療でも早期に死に至るがん
    膵臓がん、胆のうがん、胆管がん、(数は少ないが)胸膜中皮腫、悪性線維性組織球腫(MFH)、成人の(消化管以外の)肉腫

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