【脈波・コロトコフ音記録計 PS-501】
日本高血圧学会の診療所・外来血圧測定のガイドラインで勧告されている両腕の血圧測定を世界で初めて同時・同圧で実施することができます。(血圧は変動するので、同時・同圧にて測定する方が診断的参考になります。)
測定項目は血圧だけではなく、血圧測定時の脈波・動脈音を解析することにより、血管年齢・動脈の弾力性・心拍出量・末梢血管抵抗など18項目の多機能血圧計です。
簡単に言えば血圧を測定しながら、心臓の状態や血液の流れの状態を見るものです。
実地臨床の現場で降圧剤のファーストチョイスの参考・薬効判定にも活用されております。測定データを各々比較することで、血行動態の傾向をより詳しく把握することができます。
血圧は次の因子で決定されます。
- 心臓の収縮力
- 循環している血液の量
- 動脈壁の弾力度
- 末梢微小循環抵抗(血液が流れやすいか)
- 血管の太さ
- 静脈に貯まっている血液の量
- 血液の粘性度(粘性がサラサラか)
- 自律神経・ホルモン(コントロールされている)
コロトコフ音はこれらの情報を反映している
脈波とは
心臓が一回収縮して、心臓から血液ひとかたまりが 飛び出したと想像してみてください。心臓からは、大動脈がでているわけですが、この大動脈の根元の壁がひとかたまりの血液の流れによって、引き伸ばされてふくれます。このときこの部分の内圧は高まり、その隣りの部分よりも高い圧になります。この圧の差に助けられて血液のかたまりはスピードをあげながら、また次の隣の部分に流れ込んでこの部分の壁をふくらませます。こうして次々と血管のふくらみは伝わっていきます。水道の蛇口にホースをつないで、水栓を開いた時の感じです。血液の流れによって内圧が上昇し、この圧の上昇と壁の伸展が波の動きとして指先などの末梢に伝わっていきます。これが脈波です。
【マイキュレーター】
中国上海医科大で研究開発された血流観察装置で、200倍~400倍の倍率で皮下の毛細血管を鮮明な画像で映し出し、リアルタイムで自分の血液の流れている動きを見ることができます。
このマイキュレーターで血流や血管を観察することにより、病気の予防や、現在の健康状態、食べ物や健康食品、そして運動量にいたるまでご自分の状況をその場で把握できます。
微小循環(毛細血管)の血流観察の写真です。
通常は血流が動画で観察できます。200倍~400倍の倍率で皮下の毛細血管を鮮明な画像で映し出します。
この微小循環(毛細血管)は滞ると色々な臓器に影響を与え始めます。東洋では古くからお血(おけつ)と言う言葉がありました。
赤血球があなたの身体の中を流れる様子を観察しながら病気予防に心がけます。写真の中のヘアピン状の黒い線が微小循環(毛細血管)で1本が1/100ミリです。
【血管の良い状態】
【血管の悪い状態】
サラサラには赤血球だけでなく血漿の問題もある
私たちの全体重の8パーセントが血液です。血液の働きは運搬、調節、防御、止血と大きく4つに分けられます。
赤血球は大きさが直径約8~5μm、厚さ約2μmで、中央がへこんだ円盤のような形です。核はありません。酸素、二酸化炭素、水素を体内の組織や器官へ運搬します。ヘモグロビンという、赤い色素を持ったたんぱく質を含み、1μl中に、男性なら約500万、女性なら約450万個もの数で体内に約100~120日間生存します。浸透圧や熱などの調節維持作用があります。
この赤血球が、もっと細い微小循環へと入って仕事をします。
白血球は、赤血球より大きく直径約10~25μmで核が存在する細胞です。
細菌、ウイルスから体を守るという大切な役割を持ち、1μlに約4000~9000個、種類により数ヶ月~数年存在するものもありますが、だいたい3~5日間体内で活躍します。この白血球も細い微小循環へと入ってゆきます。
血小板は、直径約2~4μmで核はなく、止血作用があり赤血球が傷口から溢れるのを防ぎます。1μlあたり10万~40万個あり、1つの血小板はやく10日間働きます。
血漿には、たんぱく質、糖質、脂質、電解質、非タンパク窒素、ホルモンなどが含まれます。
みんな細い微小循環へと入って行くためにやわらかく変形します。血漿中にある色々なホルモンがストレスなどで増加していくと血漿の粘度があがり血液の流れが悪くなる原因にもなります。
【体重体組成計HBF-904】
正確に測れる全身式。30段階の内臓脂肪レベル表示と9段階の内臓脂肪レベル判定で簡単に健康チェックが可能。
体年齢表示、体脂肪率、体脂肪率判定、基礎代謝、BMIを算出。
【皮膚スキャナー】
顔のシミの度合い、水分不足(乾性肌)、老化角質、脂漏部位(脂性肌)などをチェック