意識とは何か
意識とは何かを考えてみたいと思います。ここでは量子力学で考えないとわかりません。物質を小さくして行くと下図のようになります。現段階ではクォークが最小の粒子です。
つまり意識は粒子をよそおう振動なのです。イギリスの量子物理学者のペンローズとアメリカの麻酔学・心理学のハメロフの量子脳理論によると（この量子脳理論は、「意識と科学」などの書いてある本にはよく紹介されています）、ニューロンの微小管どうしが共鳴し合っているのです。人間のDNAを構成する塩基の一つのグリシンも振動しています。下図を見て下さい。
アユルベーダでは生薬の効果は、全ての物質には、それぞれ固有の振動があり、周波数の同じ生薬の振動は、人間の各部の振動に、同調し乱れを直す。と言っています。つまり意識もエネルギーです、振動し共鳴しています。
物質も生命もエネルギーから出来ている
- 量子力学での重要なキーワードは、「物質（粒子）は波の性質と同時に粒子の性質を持っていること」と、それらの「状態は同時に共存している」ということで、一つの物体は同じ時刻に複数の場所に存在できる。ということです。 位置が不定で、運動が一定
- 熱力学第二法則（エントロピー増大の法則）：今日最も強固な自然法則
情報社会の中で上の図はどのレベルで物質を考えるか、という時に整理できます。
測定器の発展、測定方法の発達により物質をいろいろな角度で測定できるようになってきました。例えば活性酸素や一酸化窒素は、電子スピン共鳴法や化学発光法、反応生物測定法などにより、たまたま原子レベルまでわかってきたのでそのように言っているだけなのです。従って、患者さんの教育水準の程度でどのレベルで「物質」を話しているかが整理できます。例えば「血液の流れをよくします」、これは器官のレベルです。「おはらいをする」「東方の方角が良い」これは上の図の左の方のレベルです。また、宣伝などでこの商品は血液の流れを良くします、この商品は活性酸素を除去します。などと言っていますが、これらは比較する対象ではないのです。例として水、何々温泉、食事、睡眠、健康食品などいろいろあります。
参考：現在段階でクォークは、トップ、アップ、ダウン、ストレンジ、チャーム、ボトムの６つが確認されています。（観測上は不可能だが、実験的研究で）
全てのものは固有の波動を発している
原子や分子は、共鳴すると結晶をつくり、唸り（振動数がわずかに異なる二つの波が、重ね合されたとき、振幅が周期的に変化する合成波）を発すると化合します。ＤＮＡを構成する塩基の一つのグリシンを見てみると、次のようになり、グリシン全体は唸りの波動をだしています。
生命現象のサイクル（抗酸化のサイクル）
生命が死ねば、物質は土に返り、エネルギーは熱エネルギーとなって宇宙へ逃げ出していく。これをエントロピー（無秩序さの度合）と言うが、生命はこのエントロピーを抑えて、生命の保持という秩序を作り出している。これをネゲントロピー（負のエントロピー）と言い、生命現象の持つ本質的な働きそのものである。
